小川のアポロンを実際に使った評価レビューをお伝えします。
リビングが狭いかや設営が簡単にできるか、サイズや付属品についてまとめました。
アポロンは、2ルームテントの中でも設営が簡単なトンネル型テントで、大人1人でも慣れれば約30分で設営できますよ。
重くて運ぶのは大変ですが、真夏でも通気性抜群!リビングも4人家族には十分な広さで、狭いとは感じません。
赤ちゃん連れでも快適に過ごせるので、ファミリーキャンプが楽しくなりました!
小川アポロンを実際に使った詳しい評価レビューやリビングが狭いか、設営が簡単かについて写真たっぷりでお伝えします。
小川アポロンを購入したきっかけ
我が家は次男が生まれたのを機に、5人用のトンネル型テント「ogawa アポロン」に買い替えました。
これまではスノーピークのアメニティドームMを使っていましたが、天井が低いのでテント内で子どもを抱っこすると背中がバキバキになってしんどかったのです。
子どもが大きくなればアメニティドームでも大丈夫なのですが、次男はまだ0歳で抱っこがメイン。
天井の高いテントが必要なのは0歳の今だ!とテントの買い替えを決めました。
4歳と0歳の小さい子どもがいるファミリーキャンプなので、以下の条件に合うテントを探すことに。
- 天井の高い2ルームテント
- 設営が簡単(大人1人でできる)
- 丈夫でオールシーズン使える
- 周りと被らないもの
2ルームテントのなかでも比較的設営が簡単なトンネル型テント「アポロン」にたどり着きました。
見た目がかっこいいのも購入の決め手です!
小川アポロンの口コミレビューと実際に使った感想
オガワの5人用トンネル型テント「アポロン」の口コミと実際に使った感想をお伝えします。
小川アポロンの悪い口コミやデメリット
アポロンの口コミを見てみると、「インナーテントを設置するとリビングが狭い」「重い」という悪い口コミがありました。
リビングが狭い
アポロンを購入するとき「インナーテントを設置すると、リビングが少し狭い」という口コミが気になっていました。
確かに、アポロンを設営して、サイドパネルを巻き上げて全面をメッシュにすると、ものすごく広くて開放感があるので、インナーテントを設置すると開放感が半減したように感じます。
でも実際に使ってみると、テーブル、チェア3脚、クーラーボックスなどを置いてもリビングが狭くて不便とは思いませんでした。
むしろサイドパネルがあることで、キャンプ道具を並べて置きやすい!
家族4人には十分な広さだと思います。
もし子どもが大きくなってリビングが狭いと感じるようなら、持っていくギアの数を減らすとか、タープを連結させるとかして対応しようと思います。
重い
アポロンは総重量(付属品除く)23.0kg、付属品重量約3.8kgと、とても重い!
運ぶのが大変なので、車の乗り入れができるオートキャンプ場でないとつらいです。
でも、その分、がっしりと頑丈なつくりで、とても安定感がありますよ。
楽々ではありませんが、夫が1人で運べる重さです。ポールとシートを分けて運んでいます。
大型テントなので、この重さは仕方ないのかなと思います。
小川アポロンの良い口コミとメリット
ここからはアポロンの良い口コミと実際に使ってよかったところをご紹介します。
設営が簡単
2ルームテントのなかでも、アポロンのようなトンネル型テントは、構造がシンプルで初心者でも設営しやすいと言われています。
小さい子どもがいると、大人1人は子どもにつきっきりになるので、設営が簡単なテントが絶対にいい!
我が家は0歳児がいるので、テントの設営は夫がほぼ1人でやっていますが、ときどき4歳の長男がお手伝いしても約30分で設営できました。
事前に設営の仕方をYouTubeで予習しました!
初心者の方ははじめは大変だと思いますが、慣れたら早く設営できるようになりますよ。
オールシーズン対応のトンネル型テント
アポロンはサイドパネルが全面メッシュにできるので通気性抜群!
これまで使っていたアメニティドームは、炎天下の日中は暑すぎてテントの中に入れませんでしたが、アポロンは風通しがよく、真夏のキャンプでも心地よく過ごせます。
私と0歳の次男はインナーテント内で過ごすことが多いですが、真夏でも快適です!
また、テントの下部にはヒラヒラとしたスカートがついているので、冷気や雨風、虫の侵入を防いでくれます。
過ごしやすい気候の秋がファミリーキャンプにおすすめですが、朝晩は寒いんですよね。
スカート付きのテントなら外気を遮断してあたたかく過ごせますよ。
大きくて高価なアポロンですが、ファミリーキャンプがさらに快適になったので、思い切って購入してよかったと思っています。
小川アポロンを写真付きでレポート
ここからは、我が家のアポロンを写真付きで紹介します!
アポロンはアウトドアショップの店頭では品切れか取り扱いがないことが多いので、我が家はVictoria L-Breath楽天市場支店で購入しました。
購入から数日後、アパートの玄関を塞ぐほど大きな段ボールで届きました。
とても重くて私1人では運べないので、夫が帰宅するまでこのまま放置。笑
出かける予定のあるかたは受け取り時間にご注意ください。
早速、キャンプへ!
届いたときは大きな収納袋にひとまとめで入っていましたが、重すぎるので、ポールの入った収納袋を取り出して別々で運びました。
我が家はミニバン(アルファード)に乗っているので、積載には余裕がありますが、車種によっては積み込むのが難しいかもしれません。
前に乗っていたインプレッサはアメニティドームでパンパンだったので、アポロンを積むのは難しそう。泣
こちらは梅雨明けのキャンプで設営したアポロンです。
サンドベージュのカラーが青空に映えて、存在感抜群!
フルメッシュにしたらとても風通しがよくて、気温30℃超の暑い日でも熱がこもらず涼しく感じました。
虫も入ってきにくいので、アポロンを買ってから虫刺されの数が激減!
8月下旬のキャンプでは、虫除けスプレーと蚊取り線香をしてテント内で過ごすようにしたら、家族全員がほとんど虫に刺されませんでした。
こちらの写真はテントの中から撮ったものですが、メッシュがあるように見えないですよね?
驚くほどキレイに外が見えるので、子どもがテントの周りで遊んでいてもどこにいるのか確認できますよ。
反対に大人が外で作業していて、子どもがインナーテントでお昼寝しているときも中がよく見えるので安心です。
アポロンのインナーテントは、身長175cmの夫も余裕で立てる高さ。
赤ちゃんが泣いても抱っこしてあやしやすい高さです。
また、インナーテントの出入り口は屈まずに靴を脱いだり履いたりできるので、赤ちゃんを抱っこしたまま楽に出入りできます。
子どもが小さいうちは抱っこしたままインナーテント内で立てる、出入りが楽にできるテントが絶対におすすめ!
しんどさが全然違いますよ。
こちらは外から見たリビングの様子です。
ヘリノックスのチェア2脚、コールマンのチェア1脚、スノーピークの折りたたみテーブルを置いていますが、あまり狭さは感じません。
赤ちゃんを抱っこしていても問題なく行き来できています。
天井のポールにランタンを吊るすと子どもがさわったり倒したりする心配がないので安心。
子どもが水遊びをするようになったら、子どもの水着やタオルをハンガーに吊るして干してもいいかなと思いました。
アポロンはルーフフライが標準装備されています。
フライシートの上にルーフフライがあるのとないのとでは、影の濃さが全然違う!
屋根が二重になるので、夏は涼しく感じるし、秋冬は結露対策にもなります。
ルーフフライの取りつけは面倒に感じるかもしれませんが、つけた方が快適に過ごせますよ。
小川アポロンの設営や撤収は簡単?
アポロンは大人1人での設営・撤収が可能です!
我が家は子どもが小さいので夫がほぼ1人で設営していますが、約30分でできました。
夫曰く、アメニティドーム&タープを建てるよりもアポロンを建てる方がシンプルで簡単とのこと。
アポロンの設営の様子を写真で紹介しますね。
まず、フライシートを広げ、片側2箇所をペグ打ちしておきます。
アポロンは左右対称のテントで、前後どちらにもインナーテントを取りつけできます。
どちらが前?とか悩まずに済むので、初心者のかたにも分かりやすい!
黒ポール2本をスリーブに通して、ポールの先端にピンを挿し込みます。
アポロンは一度ポールにピンを差し込むと抜けにくいのがいい!
アメニティードームはピンが抜けやすいのがストレスでした…
テントを立ち上げます。
ここだけは1人でやると大変なので、0歳次男を抱っこひもに入れて手伝っています。
立ち上がったら、ペグ打ちしていない方側のフライシートをペグ打ちします。
黄ポール2本をスリーブに通し、ポールの先端にピンを挿し込みます。
フライシートのサイドについているフックをポールにかけていきます。
ここも0歳児を抱っこして手伝っています。
赤ポールを上部のスリーブに通し、無色のポールをテント中央に取りつけます。
夏はこの作業をしている間に、私と4歳長男はサイドパネルを巻き上げてメッシュにしていきます。
フライシートをテント上部にかぶせます。
身長154cmの私は届かないので、夫が1人でやっています。
インナーテントは吊り下げ式で設営がとても簡単!
こちらも私は届かないので夫の担当です。
撤収も大人1人でできますが、フライシートをたたむ時は大人2人ですると早くキレイにたためますよ。
我が家は0歳次男を抱っこひもに入れて、フライシートをたたんでいます。
小川アポロンのサイズと付属品
ここでは小川アポロンのサイズと付属品についてお伝えします。
小川アポロンのサイズ
- 使用時サイズ:320×435×205cm
- 収納サイズ:80x45x35cm
- 重量:総重量(付属品除く)23.0kg
付属品重量約3.8kg
フライ約10.7kg
ルーフフライ約1.2kg
インナーテント約3.2kg
ポール約7.9kg - 素材:フライ…ポリエステル
インナーテント…ポリエステル
ルーフフライ…ポリエステル
ポール…アルミ
収納時のサイズも大きいので、自宅での保管場所も考えておいた方が良いですね。
小川アポロンの付属品
- 張り綱:1.5m×8本、3m×8本
- アイアンハンマー:1丁
- ルーフフライ:1枚
- スチールピン:26本
- 収納袋
アポロンはルーフフライとインナーテントが標準装備されています。
どちらもファミリーキャンプには必需品ですが、付属していないテントもあるので、標準装備はうれしいですね。
ただしインナーテントの下に敷くマルチシートは付属していません。
純正のマルチシートもありますが、我が家はホームセンターで同じようなサイズのブルーシートを購入しました。
小さい子どもがいると悪天候の日はキャンプをしないので、ホームセンターのリーズナブルなシートで十分かと思います。
小川アポロンの評価を実際に使ってレビュー!狭いかや設営についてまとめ
小川のアポロンは設営が簡単な2ルームテントです。
子どもが小さいと設営・撤収は大人1人ですることになるし、夜泣きなどテント内で抱っこしてあやすこともあります。
アポロンは慣れれば30分くらいで設営できるようになりますし、天井が高いから抱っこも苦になりませんよ。
高価なテントで買うかどうか悩みましたが、赤ちゃん連れキャンプが楽に過ごせるようになったので買ってよかったです。
アポロンはファミリーキャンプに人気のテントなので、実店舗には在庫がないこともしばしば。
我が家も実店舗では買えず、ネットショップで注文しました!